ブライデ・リバー・キャニオンはなぜ緑の深い谷なのか 高原の縁と川の侵食
南アフリカのブライデ・リバー・キャニオンでは、切り立った岩壁と緑の斜面が並びます。峡谷というと、乾いた赤い岩肌が続く景色を思い浮かべがちですが、深い谷が必ず砂漠にできるわけではありません。
南アフリカのブライデ・リバー・キャニオンでは、切り立った岩壁と緑の斜面が並びます。峡谷というと、乾いた赤い岩肌が続く景色を思い浮かべがちですが、深い谷が必ず砂漠にできるわけではありません。
モーリシャス南西部、ル・モーン半島沖の航空写真には、浅い海が深い穴へ流れ落ちるような模様が写ります。「海底の滝」と呼ばれる景観です。
西アフリカ沖のカーボベルデにあるフォゴ島では、大きな弧状の崖の内側に、整った円錐形の火山がそびえています。大きな火口へ小さな山を入れたような姿ですが、外側の地形と内側の山は、同時にできたものではありません。
ギニア湾のサントメ島南部で、森の上へ細長い岩山が突き出しています。ピコ・カン・グランというこの山には、広い裾野を持つ山と違う、一本の針のような輪郭があります。
チャド北東部のエネディには、砂漠の上をまたぐ巨大な岩のアーチがあります。橋をつくるように石が積まれたのではなく、連続していた岩の一部が失われ、上側がつながったまま残った地形です。
コンゴ川は大西洋へ注いだところで、地形との関係を終えるわけではありません。河口の内側まで頭部が入り込む海底谷があり、その先には深海へ延びる土砂の通り道が続いています。
セレンゲティは一面の草原という印象がありますが、足元の土は一様ではありません。南東部の火山灰に由来する平原と、北部の古い花崗岩や片麻岩に由来する土地では、土の厚さ、成分、水の通り方が異なります。
タンザニアのンゴロンゴロでは、高い縁に囲まれた内側に、広い草原や湖が広がっています。火山の跡というと、底に尖った岩や深い穴がある風景を想像しがちですが、ここでは平らな土地が目立ちます。
乾燥した土地に囲まれたトゥルカナ湖が、なぜこれほど大きな水面を保てるのでしょうか。ケニア北部を中心に広がるこの湖は、湖岸だけではなく、はるかに広い範囲から水を集めています。
エチオピア北東部のダナキル低地、とりわけダロルの熱水域には、黄、緑、橙、褐色の水面や地面が現れます。火山の近くなので「黄色は全部硫黄」と説明したくなりますが、実際には鉄の成分も色を生み出しています。