ウォレス線とは何か 隣り合う島で動物の顔ぶれが変わる理由
バリ島とロンボク島の間で、動物の顔ぶれが変わるのはなぜか。氷期にも残った深い海峡、スンダとサフル、気候が生物の移住に与える影響から、ウォレス線の成り立ちを解説します。
バリ島とロンボク島を隔てる海峡。動物の分布に残る、古い大陸と気候の歴史。
太陽と時計がずれるスペイン。経度の違いと1940年の時刻変更から、標準時の歴史へ。
南アフリカに囲まれたレソト王国。山の地形と外交、植民地統治が残した国境。
巨大な氷床が形づくった五大湖。湖面の高さと水の流れをたどって、大西洋まで。
インカ帝国がひもに託した数と記録。結び目の位置、ゼロ、集計に隠れた工夫。
星とうねりを手がかりに、見えない島へ。太平洋の航海者が受け継いだ知識と技術。
バリ島とロンボク島の間で、動物の顔ぶれが変わるのはなぜか。氷期にも残った深い海峡、スンダとサフル、気候が生物の移住に与える影響から、ウォレス線の成り立ちを解説します。
スペイン本土では、なぜ太陽の正午が時計の12時からずれるのか。経度からの計算、1901年と1940年の時刻制度、夏時間、カナリア諸島の違いを、公的資料に基づいて解説します。
レソトは南アフリカの一部でも、南アフリカから分離独立した国でもありません。モショエショエの外交、イギリスの保護、1910年の周辺地域の統合から、現在の国境ができた経緯をたどります。
北米の五大湖は、氷床の侵食と流出口の変化によって形づくられました。ミシガン湖とヒューロン湖が水文学では一つになる理由、ナイアガラの高低差、水の滞留時間まで解説します。
インカのキープは、ひもの結び目と位置で情報を残す道具です。十進位取りとゼロ、個別の数と合計、数値の解読と言葉の解読の違いから、紙の帳簿とは異なる記録文化を解説します。
星が昇る方角、うねり、鳥、進んだ距離の記憶をどう組み合わせたのか。ポリネシアの外洋航海を支える考え方と、ホクレア号による航海復興、復元航海からわかることを解説します。
グリーンランドが南アメリカほど大きく見えるのはなぜか。メルカトル図法が高緯度を拡大する仕組みと、用途に応じた地図の選び方を解説します。
国際日付変更線が太平洋の島々を避けて曲がる理由を、標準時、キリバスとサモアの変更、日付と時刻の違いから解説します。
ニューファンドランド沖の霧は、冷たい海の上へ暖かく湿った空気が流れ込み、冷やされることで発生します。「暖流と寒流が出会うから」と説明されることがありますが、海水同士がぶつかって白い湯気を出すわけではありません。
ジャマイカのコックピット・カントリーには、急な丘と、その間のくぼみが繰り返し現れます。多数の火口が並んだ場所でも、隕石が落ちた跡でもありません。
バミューダ諸島の地下には、火山がつくった巨大な土台があります。それなのに、地上で黒い溶岩の山は目立ちません。
カリブ海のドミニカ島にあるボイリング湖は、火山の熱が水へ伝わる場所です。湖面の下に赤い溶岩が露出し、その上で水が直接煮られているわけではありません。
ニカラグア湖とカリブ海を結ぶサン・フアン川は、海のサメが湖へ入る道にもなっています。この道を利用するのが、オオメジロザメ。
グアテマラのセムク・チャンペイでは、段々に並ぶ青緑の水たまりの下を、大きな川が流れています。写真に写る静かな水面と、その下を通るカアボン川は、同じ水が単純に段を下りている姿ではありません。