レユニオン島の巨大な谷はどうできたのか 火山の成長と崩壊が刻んだ地形
インド洋のレユニオン島には、山の内部を大きくえぐり取ったような谷があります。急な壁に囲まれ、谷底にも尾根や深い溝が入り組む、マファト、サラジー、シラオスの三つの圏谷です。
国境、海、国際制度、地域の成り立ちから、世界の関係を具体的に整理します。
インド洋のレユニオン島には、山の内部を大きくえぐり取ったような谷があります。急な壁に囲まれ、谷底にも尾根や深い溝が入り組む、マファト、サラジー、シラオスの三つの圏谷です。
インド洋に浮かぶセーシェルの海岸では、白い砂浜のそばに大きな花崗岩が露出しています。遠く離れた海の島なら、海底火山が成長してできたのだろうと思うかもしれません。
マダガスカルには、湿った東海岸と、乾燥の強い南西部があります。同じ島を海が取り囲んでいるのに、なぜ雨の量は均等にならないのでしょうか。
アフリカ大陸とマダガスカル島の間には、南北に長いモザンビーク海峡があります。海流の地図に南向きの矢印が一本あれば、大きな川のように海水が流れていると思うでしょう。
ケープタウンの背後にそびえるテーブルマウンテンは、山頂だけを水平に切り取ったような輪郭をしています。ところが、誰かが頂上を削りそろえたわけでも、巨大な一枚岩がそのまま押し上がったわけでもありません。
アフリカの南端と聞いて、喜望峰を思い浮かべる人は少なくないでしょう。大西洋からインド洋へ回り込む航路の歴史に登場する、有名な岬です。
ビクトリアの滝は、山の斜面から開けた谷へ落ちる滝とは違います。幅広いザンベジ川が、流れを横切るように伸びた細長い谷へ突然落ち込み、集まった水は狭い出口から下流へ抜けていきます。
赤い砂丘の上に草が生え、ところどころに低木や大きな木が立つ。カラハリの写真は、砂漠と聞いて思い浮かべる一面の裸地とはずいぶん違います。
川を下れば、いつか海へ出る。そんな地図の見方が通用しない場所が、ボツワナ北西部のオカバンゴ・デルタです。
ナミブ砂漠の巨大な砂丘を見て、「この場所の岩が砕けて、これほどの砂になったのだろうか」と思うかもしれません。実際には、砂丘をつくる砂の多くが、はるか南のオレンジ川から海へ運び出され、海岸沿いを北へ移動してきたものです。