ドレーク海峡はなぜ波が高くなりやすいのか 陸地に遮られない風と海流
南米の南端から南極へ向かう船は、ドレーク海峡を横切ります。荒れやすい海として知られますが、海峡の名前が付くから水が狭い隙間へ押し込まれ、必ず大波になる、という説明では十分ではありません。
南米の南端から南極へ向かう船は、ドレーク海峡を横切ります。荒れやすい海として知られますが、海峡の名前が付くから水が狭い隙間へ押し込まれ、必ず大波になる、という説明では十分ではありません。
南アメリカ大陸の先端には、大きなフエゴ島と多くの島々が並びます。大陸との間を隔てるのがマゼラン海峡です。
ペリト・モレノ氷河の有名な崩落は、氷の壁が湖へ落ちる場面だけではありません。氷河と岸の間にできたアーチが崩れ、大きな水の通り道が開く現象もあります。
パラグアイは、国土を南北に流れるパラグアイ川によって、東部と西部のチャコに大きく分けられます。地図では川が明瞭な境界ですが、雨や植生まで岸をまたいだ瞬間に切り替わるわけではありません。
地中海から遠く離れたチリ中部にも、「地中海性気候」と呼ばれる気候があります。地中海の水や風が届くからではありません。
アルゼンチンのパンパでは、地平線まで続く草原や畑が土地の広さを実感させます。しかし、この平原は大きな岩盤の表面を磨いてつくったような場所ではありません。
南米南部のパタゴニアを西から東へ横切ると、雨の多い森林と氷河の山々から、草や低木の広がる乾いた大地へ景色が変わります。緯度は大きく変わらないのに、なぜこれほどの違いが生まれるのでしょうか。
ブエノスアイレスの岸辺からラプラタ川を眺めても、向こう岸は容易には見えません。地図では大西洋へ向かって大きく口を開き、川というより湾のような形。
イグアスの滝は、高い崖から一本の川が落ちるだけの滝ではありません。森の中を流れてきた水がいくつもの筋に分かれ、長く曲がった崖の縁から、一斉に落ちていきます。
ブラジルと聞いて、湿った熱帯雨林を思い浮かべる人は多いでしょう。ところが北東部の内陸、セルトンには、長い乾季と雨の不安定さに悩まされる地域が広がっています。