ボゴタとメデジンはなぜ山地に発達したのか 高原・谷・熱帯の気候
赤道に近い国の大都市というと、蒸し暑い海辺を想像するかもしれません。ところが、コロンビアの首都ボゴタは標高約2,600メートル、メデジンの中心部は約1,500メートルの高さにあります。
赤道に近い国の大都市というと、蒸し暑い海辺を想像するかもしれません。ところが、コロンビアの首都ボゴタは標高約2,600メートル、メデジンの中心部は約1,500メートルの高さにあります。
世界で最も高い山はエベレスト。それなのに、地球の中心から最も遠い山頂は、エクアドルのチンボラソ山です。
南アメリカの西側をたどってきたアンデス山脈は、コロンビアに入ると三つの山系として広がります。西から西部山系、中央山系、東部山系。
赤道に近いペルーの海は、緯度から想像するより冷たく、豊かな漁場としても知られています。遠い南の海から冷たい水が流れてくるだけではありません。
空は灰色で、空気もしっとりしている。それなのに周囲の丘は乾いていて、本格的な雨はめったに降りません。
チチカカ湖の湖面は、海抜およそ3,800メートルにあります。富士山の山頂ほどの高さに広い水面が続くと聞くと、山の上へ水を運び上げたようにも感じるでしょう。
ボリビアのエルアルトからラパスを見下ろすと、高原の家並みの先で、深い谷を埋めるもう一つの都市が目に入ります。二つの町の間に、広い山野があるわけではありません。
地面にも空が広がり、人が雲の中に立っているように見える。ボリビアのウユニ塩湖は、そんな写真で知られています。
高い山へ行けば、尖った峰と深い谷が続く。そんな想像をしていると、アンデスのアルティプラノは不思議な場所に見えるでしょう。
南アメリカの地形図では、高い山が大陸の中央ではなく、西側の縁に細長く連なっています。アンデス山脈です。