ディナル地方ではなぜ川が地下へ消えるのか 石灰岩の大地と地下水路
流れてきた川が岩の入口へ吸い込まれ、その先の地表から姿を消してしまう。スロベニアからバルカン半島西部へ続くディナル地方では、こうした地下へ潜る川が見られます。
国境、海、国際制度、地域の成り立ちから、世界の関係を具体的に整理します。
流れてきた川が岩の入口へ吸い込まれ、その先の地表から姿を消してしまう。スロベニアからバルカン半島西部へ続くディナル地方では、こうした地下へ潜る川が見られます。
山の多いイタリアで、道路や農地が遠くまで続くポー平原は際立った存在です。北にアルプス、南にアペニン山脈。
ウィーンやブダペストを流れるドナウ川は、どこから来て、どの海へ向かうのでしょうか。出発点はドイツ南西部の黒い森、出口は東の黒海です。
スイスといえばアルプスの山々ですが、主要都市の分布図は山の写真とは違う印象を与えます。ジュネーヴからローザンヌ、ベルン、チューリヒ方面へ、都市の多くが国土の北寄りを帯状に並んでいるのです。
ライン川に沿って地図をたどると、バーゼル、ストラスブール、マンハイム、ケルン、デュースブルクと、都市の名が次々に現れます。その先には北海へ開くロッテルダム港。
北極圏に近づくほど、冬の海は凍りやすくなる。大筋ではそう考えてよさそうですが、ノルウェーの港は緯度だけでは説明できません。
アルプス周辺の地図には、山間から平地へ延びる湖がいくつも並びます。南側のコモ湖やガルダ湖、北側のチューリヒ湖など、山麓の大きな湖には細長いものが目立ちます。
ノルウェーの山岳風景を思い浮かべながらデンマークへ行くと、同じ北欧とは思えないほど穏やかな起伏に出会います。ユトランド半島と周辺の島々からなるデンマーク本土では、最高点のモレホイでも標高は約171メートル。
バルト海は北海を通じて大西洋につながっています。それなのに、水の塩分は一般的な外洋よりずっと低く、北や東の奥まった海域では淡水に近い場所さえあります。
港を造ったはずなのに、世代が変わるころには船を近づけにくくなる。スウェーデンとフィンランドに挟まれたボスニア湾では、そんな変化が何世紀も前から知られていました。