ボラボラ島はなぜ山を青い礁湖が囲むのか 火山島から環礁へ向かう地形
ボラボラ島の写真では、険しい山の周囲に明るい青の水面が広がり、その外側を細い礁や低い島が取り巻いています。山からいきなり深い外洋へ続くのではなく、海が一段階、内側へ囲い込まれたような地形です。
ボラボラ島の写真では、険しい山の周囲に明るい青の水面が広がり、その外側を細い礁や低い島が取り巻いています。山からいきなり深い外洋へ続くのではなく、海が一段階、内側へ囲い込まれたような地形です。
サモアのサバイイ島では、黒い岩の海岸から、突然、白い水柱が噴き上がる場所があります。代表例が南西部タガ村のアロファアガの潮吹き穴。
同じクック諸島でも、ラロトンガには切り立った緑の山があり、北部のマニヒキやペンリンでは、低い陸地が礁湖を囲んでいます。国の中で、島の姿が大きく違うのはなぜでしょうか。
環礁と聞くと、輪になったサンゴ礁と、海面近くに並ぶ低い島を思い浮かべるかもしれません。ところがミクロネシア連邦のチュークでは、大きな礁湖の中に、山や谷のある島々がそびえています。
パラオのロックアイランドでは、緑の森を載せた岩の島が、海面近くでくびれた姿を見せています。上側が張り出し、下側が細くなった輪郭は、海に浮かぶキノコのようにも見えます。
太平洋の島国ナウルの内陸には、とがった岩が林立する採掘跡があります。地面から石の柱が一斉に生えたような景色ですが、採掘によって岩が伸びたわけではありません。
マーシャル諸島の環礁を上空から見ると、青い礁湖を浅いサンゴ礁が取り囲んでいます。ところが、その輪は完全には閉じていません。
海に囲まれた低い島では、地面を掘っても塩水しか出ないのでしょうか。実はサンゴ礁の島にも、地下に雨水由来の淡水がたまる場所があります。
キリバスの首都があるタラワから、東部のキリティマティ島までは、およそ3,300キロメートル離れています。同じ国の二つの拠点ですが、隣の島へ少し渡るという距離ではありません。
トンガの東の海には、水深1万メートルを超える細長いくぼみがあります。トンガ海溝です。