ニュージーランド南島はなぜ西が多雨で東が乾燥するのか サザンアルプスと偏西風
ニュージーランド南島では、西側に雨の多い森林地域があり、山脈を越えた東側には比較的乾燥した平原や盆地が広がります。島の両側が海に面していても、雨の量が似るとは限りません。
ニュージーランド南島では、西側に雨の多い森林地域があり、山脈を越えた東側には比較的乾燥した平原や盆地が広がります。島の両側が海に面していても、雨の量が似るとは限りません。
ニュージーランドの北島と南島の間にあるクック海峡では、強い潮流が生じます。狭い所へ海水が集まるという説明だけでは、「なぜ海水が流れ込もうとするのか」まではわかりません。
グレートバリアリーフは、海岸から離れた沖合に長く連なるサンゴ礁として知られています。しかし、大陸の縁に一本の壁が浮かんでいるわけではありません。
タスマニア島がオーストラリア本土から離れているのは、島が最近の地殻変動で横へ流れ去ったからではありません。最後の氷期が終わる過程で海面が上がり、両者をつないでいた低い土地が水没したことが、現在のバス海峡を理解する鍵です。
グレートディバイディング山脈の「ディバイディング」は、分けるという意味です。主に分けているのは、雨が地面に落ちた後の行き先。
マレー・ダーリング川の流域は、オーストラリア南東部の100万平方キロメートルを超える地域に広がります。二本の大河の岸辺だけではなく、支流、湿地、氾濫原、そしてそこへ雨水を送る土地までを含む範囲です。
白い塩の大地だったエア湖が、広大な水面へ変わることがあります。湖の上に大雨が降ったとは限りません。
平らな大地から、赤い岩の塊が突然せり上がるウルル。地下のマグマが押し出した岩でも、どこかから転がってきた巨石でもありません。
オーストラリアの人口分布を見ると、広大な内陸に比べて、東岸、南東部、南西部などに都市が偏っています。国土が広いのに、なぜもっと均等に住まないのでしょうか。
オーストラリア南部のナラボー平原では、長い距離にわたって緩やかな地表が続きます。ところが南の海岸に来ると、大地の端は切り立った崖。